今こそこの作品を上演するべきとき
三部の対話劇 リーディング公演
作 A・アルブーゾフ 訳 泉三太郎
出演者が決定しました!
2013年5月11日(土)12日(日)
インド料理レストラン・パペラ
(東京メトロ「新宿御苑前」駅。1番出口目の前。新宿通り沿い。サンマルクカフェとTully'sコーヒーが向かい合う交差点に面したビル2階)
出演
古木杏子(劇団キンダースペース)
三上哲
桝谷裕
料金 チケット1800円+1drink~+1dish~(予定)
1942年ドイツ軍包囲下のレニングラード。
食糧、物資の補給路を断つ900日に及ぶ封鎖に-40度の寒さが加わり、60万人以上の市民が餓死。攻撃による死者を合わせ少なくとも100万人が死亡しました。
死に囲まれた街の、あるアパートで寄り添うように出会った三人の十代の若者リカ、マラート、レオニージク。三人の出遭いとその後の物語です。
終戦一年後の1946年。シベリア、ベルリンから引き上げてくる今や青年となったレオニージクとマラート。レニングラードで生き延び医学生となったリカ。同じアパートで三人の再会。
スターリン死後の1959年。仕事、家庭。
決して消えることのない戦争の疵。
ソ連の戦争犠牲者は2000万人と言われています。ドイツ600万人。日本300万人。中国1000万人超。
戦争で犠牲になった全ての方に思いを寄せて
2010年に座・高円寺2で上演した作品を、出演者も新たにリーディングで再演します。
レストランでゆっくり耳を傾けていただければ幸いです。
開演前、終演後にパペラ自慢のインド料理と飲み物をお召し上がりください。
協力 劇団キンダースペース、ネクシード、スターダス・21
企画・演出 桝谷裕