「太平洋食堂」大阪公千秋楽の幕をおろしました。
浄土真宗大谷派 難波別院 御影堂会館大ホール
800人以上入る会場でしたが、3回の公演いずれも多くのお客様が御来場くださいました。
この作品に登場する高木顕明(劇中では「懸命」)ゆかりの場と言ってよい場所での上演。
気が引き締まりました。
また解放運動に関わる主催者側からの挨拶もあり、この作品の一つの重要な面に改めて向き合う公演でした。
この作品の上演が大阪で小さな波紋をおこす一石にはなったかもしれません。
大阪では蝉が鳴いていました。
今朝大阪城までランニング、最後の朝にとうとう大阪城天守閣を観ることができました!
大阪城公園の中は、ランニング、お散歩する方がたくさんいらっしゃいました。
来週末はいよいよ、「太平洋食堂」の舞台、和歌山県新宮市での公演です。
しっかり作品を見つめ直して、新宮へ向かいたいと思います。
生憎連日雨でしたが、多くのお客様が足をお運び下さいました。
今回は、熊野市の方々も加勢してくださり、ロビーで当時の写真の展示、関連書籍(新宮鐵道の本や大逆事件関連の本)の販売、みかんジュースなど地域物産の販売もあり、大いに盛り上がりました。
二度のアフタートークも30分たらずとはいえ中身が濃く、公演が深まったのではないかと思います。
大阪(10,11日)、そしてこの作品の舞台新宮(18,19日)へ参ります。
この公演がきっかけにどのようなうねりへつながるのでしょうか。
今日は稽古後、座・高円寺に設営していた稽古場のセットを解体しました。
今回の公演で私は、
牟呂タイムズ編集長「森西安」役(史実では牟呂新報の毛利柴庵)、
インドの「水売り」役
大逆事件の「検事」役
を務めます。
大逆事件で検事を務めた平沼騏一郎は、
大逆事件後、検事総長、司法大臣、そして総理大臣まで、出世の階段を上り詰めます。
大逆事件の一側面。
なお戦後にA級戦犯として終身刑。病気仮釈放直後に死去。
次から次へと食べ物の場面。
実際に食べながらだと体が変わり、場面も変化しました。
早くから来て、食べ物を用意して下さった皆様、本当にありがとうございます!
主宰からメールで送られた概要をそのまま掲載します。
桝谷扱いとなる予約URL(CoRich)も最後に御紹介します。
「太平洋食堂」再開店!
2013年に座高円寺で上演した大逆事件を巡る演劇が再演となります。
この時代と百年前がシンクロする劇的空間と怒涛のセリフをお楽しみください!
太平洋食堂
作・嶽本あゆ美 演出・藤井ごう
2015年 7月1日(水)~7月5日(日)全7回
1日(水) 18時半
2日(木) 18時半
3日 (金) 13時(ポストトーク)★ 18時半
4日 (土)13時★ 18時(ポストトーク)
5日 (日)13時
会場: 座・高円寺1 ロビー受付45分開始 開場30分前
全席指定
4300円 (前売り・当日同料金 ) 学生3000円(メメントのみ)*4人で12000円の杉並区・なみちけは劇場窓口へ。
オンラインチケットは下記
http://l.facebook.com/l/gAQGSzqQ2AQHiPcYCOnh-SmuQNAPhz_zJG6lMQTh9Dld71Q/ameblo.jp/mementoc/
キャスト
間宮啓行 吉村直・清原達之(青年劇場) 明樹由佳 佐々木梅治(劇団民藝)清田正浩 桝谷裕 (スターダス・21)
本城憲(R-vive) 清水ひろみ 杉嶋美智子 荻野貴継(スタッフ・テン) 青山雅士 上村圭将 渡邉守 藤光子 原尚輝 辻本健太(スターダス・21)
スタッフ
美術・乘峯雅寛{文学座}
照明・和田東史子
音楽・中村華子 大西怜央
音響・近藤達史
衣装・宮岡増枝(青年劇場)
衣裳協力・ 大内史子 中村里香子
ヘアメイク ・升田みずき
舞台監督・伊東龍彦
舞台監督助手・横川奈保子
演出助手・佐藤萌子
方言指導・中瀬古健
演出部・太田衣緒
制作・川崎侑芽子
票券・奥田英子
制作協力・福山啓子 福島明夫 鳥羽理沙 大槻明美
協力・青年劇場/劇団民藝/クオーレ/(有)スターダス・21/
R-vive/スタッフ・テン
宣伝デザイン・アトリエキノコ
【予約URL】http://ticket.corich.jp/apply/64349/012/
このURLから御予約頂くと、自動的に「桝谷扱い」で予約できます。
今回は指定席です。早めの御予約をお勧めします。